ニュース:宇宙で食糧生産を可能にした『気相栽培法(GPC technology) 』
株式会社GCJは土を使わず室内で植物を育てるこれまでにない新しい技術を開発しました。
『気相栽培法(Gas Phase Culture technology)』です。「RB型植物栽培ユニット」内で植物は育ちます (Photo 1)。
Photo1:RB型植物栽培ユニット ジャガイモ育成の様子
【気相栽培法】
ルートボックス内部です (Photo 2)。空気中(気相域)で多くの根が伸びている様子が確認できます。
このように、ボックス内は根の成長に適した環境となっているのがわかります。
必要な養液はほんの僅か。養液に酸素を供給するための循環装置も不要です。
Photo2:空気中 (気相域) で根が成長しています
【RB型植物栽培ユニット (Photo 3)】
・光源はLEDランプを天井に配置
・ルートボックスには、収穫用の窓が取り付けてあります。根の生育状況も窓から確認できます
・複数のユニット結合が可能。設置場所のスケールに併せた植物生産プラントの建設が可能です
・養液に酸素を供給するための循環装置は不要です
Photo3:RB型植物栽培ユニット
【全ての植物が育成できます】
ジャガイモ、イネ、トウモロコシ、イチゴ、キュウリ、ミニトマト、ナス、バジル、シソ、タマネギ、サツマイモ、サトイモ、ニンジン、ショウガ、イチジク、ウコン、ハッカ、ウラルカンゾウ、トウキ、キキョウ、etc.
RB型植物栽培ユニットでの植物栽培事例
イネ栽培の様子
イネの「みのり」
ウコン
ジャガイモ
イチジク
当社が開発した気相栽培法は、砂漠、極地、船舶、核シェルター等、食糧生産が困難な場所での活用が可能です。また、地球を離れ、宇宙における食料生産への適用も期待できます。宇宙空間で、あらゆる植物を育て、収穫し、調理し、食べることができるようになる時も近いかもしれません
株式会社GCJ 気相栽培GC事業部
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